「ねぇアキラ、聴いてるの?」

活発なイメージの女子高生ユウナはアキラと呼ばれる少年に話しかけた

ユウナは茶色いショートヘアが似合う瞳の大きな色白のかわいい女の子で、セーラー服を着ている

「ゴメン、ちょっとボーッとしてた」

アキラが答えた

アキラは見た目はけっこうイケメンな華奢な高校生で、色白で女の子のような中性的な顔立ちだ

髪型は真面目な感じの短めで、目付きはいくらかひ弱な印象を受ける

「あなたっていつもそう

まるでどこか違う星から来たみたいに

アタシみたいなかわいい彼女がいるのにね!」

「え?彼女」

「バーカ、冗談に決まってるじゃない?」

ユウナの明るい笑顔がいいな

アキラは内心そう思った