ケータイ小説 野いちご

天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。

天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。




「ねぇ、天ヶ瀬くん?」

ただいま、わたし天ヶ瀬くんのお家に遊びに来ております。


ちなみに、今日は天ヶ瀬くんのご両親がお家に帰ってこないということで、泊まっていってもいい許可が下りたので、お泊まりです。

朝からお邪魔して、お昼から夜までずっと家で一緒に過ごして、もう1日が終わってしまう頃。


今はベッドで2人寝転んで、天ヶ瀬くんがわたしを抱きしめて眠ろうとしているところ。


「ん、なに?」

「ほ、ほんとに抱きしめて寝てくれるんだね」


「だってももがそーしたいって言うから」


前に唯乃さんのことを抱きしめて寝ていたということを聞いて、わたしも同じようにしてほしいってわがままを言ったら聞いてくれた。


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