ケータイ小説 野いちご

先輩、大好きです。

lemonの香り
失恋に蜂蜜を




あれから1週間、学校中に美男美女カップルが別れたと騒ぎになった。


名前を聞いてしまえば泣きそうになってしまう。



優奈先輩と話したあの日から、まともに裕翔先輩と話していない。



ただお昼ご飯を届けに行く。



それだけの役目を私はきちんと果たしている。



それだけなのに、裕翔先輩は笑ってくれる。



太陽みたいな笑顔で。

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