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ふわり、揺れる。
きらり、光る ・・・ ─────




前より大きくなった背中は






いつもと変わらないはずなのに




どこか孤独で 哀しくて、








事切れた浪士を見つめる瞳は






「 壬生狼 」 そのままで。








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はらり、靡く。
ふわり、香る ・・・────






男の僕と、変わらない剣の持ち主なのに








志は同じなのに







いつも一緒だったのに







時折見せる 「 女の子 」 が












僕を、不安にさせる。















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