ケータイ小説 野いちご

双子姉妹

メッセージ

結局、日曜日の雨は夜まで降り続けた。


ジメジメとした室内、あたしは自分のベッドに座ってスマホを確認していた。


数人の友人からのメッセージに返事をし、ふとインスタを表示させた。


昼間見つけた子のページはすでに自分のお気に入りに登録してあった。


ハンドルネームはkohaとなっている。


その名前をジッと見つめた。


Kohaちゃんとは一体どんな子なのか。


今日1日その事ばかりが気になっていた。


昼間のお母さんの言葉が蘇って来る。


『友達になれるんじゃない?』


もし本当に友達になれるなら、それほど嬉しいことはない。


実際に会ってみたいし、色々と会話をしてみたい。


そう思うとうずうずしてきてしまった。


時間を確認すると、まだ8時になったばかりだ。

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