ケータイ小説 野いちご

血まみれ椿姫

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そして翌日。


俺は朝早くから城にメッセージを送った。


城もあまり眠れなかったのか、6時過ぎだというのにすぐ返事がきた。


《今日会えるか?》というメッセージ対し《もちろんだ》と、短い返事が書かれていた。


俺はすぐに着替えをして一階へと下りた。


今日は休日だから両親はまだ眠っているようだ。


食パンを一枚取り出してトースターにかける。


焼きあがる数分の間で俺は昨日の出来事を思い出していた。


暗闇の中、チェンソーで首を切断された冨部先輩。


思い出すと微かに吐き気がしたので、炭酸飲料で落ち着かせた。


焼きあがったパンにバターを塗り、かじりつく。


正直味なんてよくわからなかった。


ただ、これから出かけるから何かを食べておかないといけないと思い、食べているだけだった。


味のないパンを粗食しながら、気持ちが先走って席を立った。

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