ケータイ小説 野いちご

血まみれ椿姫

好きな人

最悪な夢だ。


目が覚めたとき俺は全身汗でぬれていた。


呼吸も乱れていて、心臓がドクドクしているのがわかる。


俺は手の甲で額の汗をぬぐった。


部屋には朝日が差し込んでいて、時計を見ると朝の6時頃だった。


俺は大きく深呼吸をして呼吸を整え、ベッドから出た。


近くで事件が起こったせいで変な夢を見てしまった。


自分では意識しないままに衝撃を受けていたのだろう。


「あ~あ、最悪な目覚めだな」


そう呟き、着替えを持って風呂へと向かった。


そういえば、今日は三宅先輩の葬儀だっけ……。


風呂に入る寸前、俺はそう思ったのだった。

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