ケータイ小説 野いちご

血まみれ椿姫

買い食い

始業式が終わり、課題を無事提出した俺は城と2人で学校近くのコンビニに来ていた。


今日は午前中授業で終わったため、太陽はまた高い位置にある。


城の家は共働きで家に帰っても昼飯を自分で準備しなければいけないため、俺たちは買い食いをして帰る事にしたのだ。


コンビニでカップラーメンを買い、お湯を入れて駐車場の隅に腰を下ろした。


店内に軽食を食べるスペースくらいはあるものの、おばあちゃんのお客さんが2人で場所を埋めていたため仕方なくだ。


コンビニの店内や駐車場には、俺たちと同じ考えの学生たちが集まってきていて、賑やかだ。


夏休み中は平和に働けていたのだろう、店員さんはすごくだるそうな顔をしてレジを打ってくれた。


「そろそろ出来上がりだな」


カップラーメンの食欲をそそる香りがしてきて、城が割り箸を口で割った。


そういう仕草を自然と出来る所がカッコイイな。


そんな事を思いながら、俺は両手で割り箸を割った。

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