ケータイ小説 野いちご

癒しの薬園と桃の王子様。 〜ハツコイ〜

第2章
港町にお使いです。







「港町まで距離があるようですが、どうやって行かれるのですか?」

「この街を降りてすぐに列車があるんだ。それに乗るのだ。途中で下車し1泊をするから長旅になる。」

「確かに長い旅ではありますね。でも楽しみです。」

クスクスと笑って入れば、迅先生は「何を笑っておる」とちょっとだけ不機嫌になってしまう。

「なんでもありません。ただ、先生とお出かけなんて初めてですのでなんだか嬉しいです。ワクワクします」

「…娯楽ではないのに楽しいのか?」

「はい、とっても。」

いつも先生1人で出かけることはあったが、一緒に出かけるなんて初めてだから胸踊るんだ。



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