ケータイ小説 野いちご

癒しの薬園と桃の王子様。 〜ハツコイ〜

第1章
師匠と弟子。



ここは、植物に恵まれた国・千樺。
大陸から少しだけ離れた島国である。





「おはようございます。迅先生、美空です。」


「おはよう、美空。ご飯できたのか?」


「はい」と返事をすれば、「今行くな。」としっかりとした声で返事をしてくれる。


先生がいる研究室をでて、リビングのような場所にご飯を並べていると先生が椅子に座った。

「今日は、お野菜も取れたのでトマト湯です。あと、昨日ホタテを頂いたのでホタテの炊き込みご飯です。」

トマト湯とは、あちらの世界でいうミネストローネのこと。ここではスープのことを《〜湯》というのだ。


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