ケータイ小説 野いちご

冷たい彼は私に溺愛

怒る彼にご注意下さい





ーーそれからしばらく経ち、梅雨が明けて本格的に暑くなってくる7月が始まった。


本日も大輝くんと登校中です。


「遥、最近暑いから気いつけろよ。」
「うん!大輝くんもね!」


心配性の彼は私の体調まで気にかけてくれる。


「遥って無理して急に倒れそうだからな。」


うっ……。
実は当たりだったりする。


中学の時、体育の授業でしんどくなったけど迷惑かけたくなかったから無理して続けてたら、突然体に力が入らなくなって倒れた経験がある。


だけど、もうしんどい時は無理はしないと決めた。


………暑い日差しが私たちを照らす中、ようやく学校に着く。


教室の中はクーラーが効いていて、涼しかった。


「あー、生き返るなぁ。」


なんて言いながら席に着く私。
そして、授業の準備をしていたら机の中に何かが入っていることに気づく。


「………?」


見ると、手紙だった。


そこには【河野さんへ】と書かれていて、私宛の手紙だとわかる。



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