ケータイ小説 野いちご

ほんもの。

甘くなくていい、温かくして。


ありがとう、と言えば良いのだ。
嬉しいのなら。

自分の気持ちは、自分以外のものにはなり得ないのだから。

目を覚ます。私の寝起きは結構悪い。それはすぐに安藤にバレた。グダグダどろどろベッドに居ると、安藤が起こしに来てくれて、ご飯を食べさせられる。

私は自分の部屋で起きたら、まず顔を洗って着替える。水だけ飲んで、化粧をして、天気予報を見て、家を出る。

朝ごはんは食べない。……今まではそうだったんだけど、安藤にきちんとした食習慣を埋め込まれて、ちょっとお腹が空くようになってきてしまっている。

そういう時は、冷凍ご飯をチンする。


< 84/ 235 >