「アーカーリー、朝だよーおきろー」
ん、アキの声がする…。
「んー、まだ眠い…。」
「だめだよー。早く起きなさい!」
相変わらずアキはお母さんみたいだなぁ。仕方ない。起きるとするか。
「わかったよ、ほら!着替えるから出てった出てった!」
「よし!起きたな!じゃあ、おれは一階で待ってるから早く来いよー。おばさんのご飯が冷めるぞー。」
バタンッ。アキが階段を降りる音がする。