羅忌side


私には、恋人がいた


だけどね、当時親友で1番信頼していた人に殺された


裏切られたんだ


涙も出てこなくて


放心状態だった、私が身代わりになればってね


桜の時も同じ


私が身代わりになれば、みんな喜ぶんだ


私が身代わりになれば、誰も傷つかない


なんて哀れな


惨めだな自分は


誰とも必要とされてない気がした


病院に付いた


あ、楓みつけた


羅忌「ねぇ、楓」


楓「え、羅忌!」


羅忌「私の血を桜に上げて。」


そーすれば桜は


そして私も、恋人に会える


楓「でも、」


羅忌「手段ないんでしょ?なら仕方ないよ、私死にたいのよ!圭に会いたいの!」


圭ってゆーのが、私の恋人


楓「・・・」


羅忌「止めれないわよね?早くしてよ!桜が死んじゃう!」


殺気を出す


楓「う・・・わかっ・・・た」


よ、かった


楓「こっちへ来てくれ」


連れてこられたのは桜の病室


色白の桜が眠っている


ポロッポロッ


ポロポロと涙がこぼれる。


なんで、大切な人ばかりこんな目に


だけど、次は死なせないから


許して?桜


羅忌「お願い」


と言って、私は腕を出す


楓はわかった、と言って準備をし始め


私と桜は手術室へGO


手術台に私たちは寝かされ


私の腕に無数の針が刺された


あぁ、これで死ぬのかー


結構、あっとゆーまとゆーか


あっさりなんだなー


そして、ゆっくり今私の血が桜へと流れ込み


みるみる桜は肌の色を取り戻していく


一方私は、肌が白くなり唇が青紫にかわっていた


あぁ、意識が飛びそう


最後の力を振り絞り、桜を見る


羅忌「さ、く・・・ら・・・いき・・・て」


一筋の涙と共に私の意識は完全におちた