もう…

はやいな。羽愛は。

あ、私、メイマード・ネレア。

男っぽい口調でいつもは

話してるけど、ほんとは、

こんな普通の口調よ。

朝、みんなには、ばれたけれども。

びっくりしたわよ。

羽愛、虹恋は、

ツインドラゴン出すなんて。

しかも、羽愛は、

全体にシールド張って、

しんどくないようにしてくれたし、

驚くことばかりよ。

この子達といたら、

「ネレアー?大丈夫?」

考えすぎたわね。

虹恋を心配されてしまった。

「あぁ、行こう、羽愛が待ってる」

「ほんとだねぇ。行かなきゃ」

私たちも、寮の中へ入った。