測定室に入ると、

真っ白な世界に機械が

ぽつんと。

雑ね。

「測定方法は、簡単です。機械に、
シェルを流し込むだけです。
質問はありませんか?」

質問か〜

「無いです。」

虹恋で壊れないなら

大丈夫だと思う。

「では、測定を開始します。」

あ……

シールド張ってもらおう。

「あの、シールド強めに張ってください」

「はい、分かりました。
では、流し込んでください。」

さっきよりも強めのシールド

が張ったのを確認して

ぶわっ

80にシェルを調節して、

流し込む。

意外と大変だね。

調節するのって。

ぶれちゃいそうだなぁ。

バリ、バリバリ

ん?

シールド壊れる音がしたんだけど、

やばいね。

ふわっ

シェルを流し込むのを

やめて、

「あの?先生?」

声を掛けてみるものの

反応なし。

まぁ、80直で、受けちゃったら、

大人でも、気絶するもんね。

虹恋と親くらいかな?

気絶しないの。

あーもっといるかもね。

とりあいず、先生起こしますか。

……ヒーリング……

「……はっ。櫻さん、あなた…」

はっって起き方面白い先生。

私?がなんだろう?

「シェル80…で、です。
お疲れ様でした。」

びっくりしてるんだろうな。

80なんて、高校生が

だせるレベルじゃないみたいだしね。