みなさん、はじめまして。

虹恋です。

ただいま、シェル計測待ちです。

さっきは、男の子が、

73をだしていたので、びっくり!

早く、私にまわってこないかな〜

「咲椿 虹恋さん、咲椿 虹恋さん」

あ、呼ばれた。

「行ってきまーす♪」

羽愛だけに聞こえる声で呟いた。

楽しみすぎて、♪がついちゃいました。

るんるんで、測定室に入ると、

へやのなかは、真っ白で

機械がポツンと置かれた状態。

「測定方法は、簡単です。機械に、
シェルを流し込むだけです。
質問はありませんか?」

どこからか多分先生の声が

聞こえてきた。

質問?

んーと。

「あの、どれだけ測れますか?」

それだけは、知っとかないと

機械壊して、弁償とかいやだもん。

「一応、100まで測れるようになっています」

へー、100までなんだぁ。

羽愛は、壊しちゃうね。

私は、ぎりぎりくらいかな?

「ほかに質問は?」

「ないです。」

「では、測定を開始します。」

あ…

測るぎりぎりだけど、

羽愛にシールド張ってもらうの忘れてた。

ど、どうしよう。

とりあえず、張って、やるしかない。

……シールド……

「では、流し込んでください。」