「これは毒蛇総長さん」



そう言うとすぐに



毒総「やぁやぁ吹雪総長さん」



「僕は総長ではありません」



そう、此処の総長は柚希が相応しい。



柚希が総長で居れば、吹雪がこうなることは無かった。



すると、毒蛇総長はドスの利いた声で



毒総「そんなことはどうでも良いんだ。とにかくお前らを潰す」



「どうでも良くありませんし、潰される訳無いじゃないですか」



そう、吹雪は柚希が守っていた族。



柚希が戻って来るまで、吹雪が潰されるなんて事があってはいけないんですから。



毒総「そうか?まぁ良い。なぁ早く戻って来いよ」