ケータイ小説 野いちご

彼女と一秒でも長く一緒にいたいから、僕は全て神様に納めました

プロローグ




子供のころ、よく神社に行って賽銭箱にお金を入れて願いを言っていたが、叶ったことがなかった。それは、高校生にもなっても神社に賽銭箱にお金を入れて願いを言ってるが、もちろん叶ったことはない。子供のころと違って願いは変わっているが、未だに叶ったことは一度もない。

「神様、僕の願い叶えてください」

そう投げやりに言って、僕は手に持っていた五円玉を賽銭箱に放り投げた。五円玉がチャリンという音を立てて、賽銭箱に落ちた。

僕はパンパンと手を二回叩いたあと、頭を深く下げて心の中で数秒間願いを祈ったが、なんの反応もなく、あきらめていつもどおり家に帰った。

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