そんな私に最近変化が現れた。
それは
ワイルドフィンチを見て想う。
この鼻をどうか柔らかい貴方の喉に触れさせてくれないか?
というラヴシーンなのだ。
人間には想わない。私の本命ビュリフォーフィンチにときめくこの想い。
新春に見たモーツァルトのオペラ(確かフィガロの結婚)が、ラヴシーンを高らかに比喩を巧みに表現していたので、つい頭にのってしまった。
本当は大切な握手で大満足なのだ。

仕方がない。私には懲戒免職と記憶中枢を例えるなら、ブルーのプラスチックバケツの上の方からの亀裂が下に下がりつつあり、どんどん記憶という名の水がこぼれ落ちてしまうからだ。「忘れないで要られるかな」