「美央!!美央!!」

どんなに叫んでも起きない美央



なぁ目覚ましてくれよまた笑って怜央って呼んでくれよ



「なぁ、なぁ嘘だって言えよ」



今までにないくらい俺は泣いた泣いて泣いて泣きわめいて荒れた



どんなに床を殴ってもどんなに頭を叩きつけてもこの胸の苦しみが癒えることはなかった





「怜央、1人じゃないからね」



夏樹が言う。



「そーだぞ!俺達がいるんだ美央ちゃんだって今の怜央見たらショック受けるに決まってるなぁ怜央みんなお前のそばにいる。」



湊もみんなありがとう。