リア「えぇーーー!めんどくさいよー放送委員なんてやりたくない絶対ヤダ!!」

私、花宮リアは三年生になって初めに行われる委員会決めのその日、そんな日にかぎって運がなかったらしく不覚にも後ろの席にいた藍島ソラに誘われた放送委員になってしまっていた。

ソラ「まぁいいじゃない。放送もそれなりに楽しいわよ 私は二年生の時も放送委員だったから、わからないことがあったら教えてあげる」

不機嫌さをアピールするためにほっぺたを膨らませて見せたが、ソラは微笑み返して流された。

ソラは私のお母さん的存在になっていた。私が子供っぽいのもあるかもしれないけど、ソラもソラでお世話好きなのだ。だからほかの子にも同じような存在に思われている。

ソラ「さあ早速今日から集まりがあるよ!行くよ!」

私は手を無理やり引っ張られながらついていった。