【ベル王国】軍 三番隊所属 副隊長
<番人> カムイ
かつて国に攻め込んできた敵軍その数――。
約3500人
そこに一人の軍兵が構える、次の瞬間――。
『き、消えた……!?』
そして――。
『うわあぁぁぁ!!』
後ろの方で悲鳴が聞こえる……そう、軍兵は一瞬にして3500人もの軍勢を倒したのだ、その軍兵の名前こそ――。
【カムイ・クロスレンジ】
現在……
ピーターの突きを避けた直後、カムイは何故かピーターの顔をみた
『!?』
ピーターは渾身の突きを避けられたにもかかわらず、笑顔を絶やさなかったのである。そして、彼は諦めていなかった。
次の瞬間――。
カムイの頭に大きな衝撃が走った
そう、先程避けたはずのピーターの剣がカムイの頭に直撃したのだ。
時間を遡る事、約2秒前のこと――
「まだまだぁ!」
ピーターが剣を強引に振り回して、そのすぐ後に渾身の突きを繰り出したピーターはすぐに、次の一手を考えた。
それは何か――?
なんと、突き出した剣をそのままカムイの頭へ薙ぎ払うといった誰もが考えつきそうな一手であった。
では、なぜピーターより経験の多いカムイはそれに敗れたのか、その原因はカムイがピーターの剣からピーターの顔へよそ見をしたからである。
カムイは、かつて約3500人を相手にした時に自分もしていたピーターの強者の笑みとその力に圧倒され、時間にして約0.7秒間カムイの体は硬直し、カムイの頭にそれが直撃した。
現在……
『 ぐっ……!』
カムイが膝をついた。
幸い、カムイは他の軍兵より遥かに頑丈な鎧を装備していたので、怪我は無かったが頭に大きな衝撃を受けたため、軽度の脳震盪によりバランスを崩した。
よって、カムイの敗北である。
『そこまで!』
いつの間にか教官になっていた【ベル王国】の国兵に止められ決着はついた。
そして、【ベル王国】の国兵もとい、教官からこう告げられる
『明日から戦場へ向かってもらうぞ、ピーター。』
<番人> カムイ
かつて国に攻め込んできた敵軍その数――。
約3500人
そこに一人の軍兵が構える、次の瞬間――。
『き、消えた……!?』
そして――。
『うわあぁぁぁ!!』
後ろの方で悲鳴が聞こえる……そう、軍兵は一瞬にして3500人もの軍勢を倒したのだ、その軍兵の名前こそ――。
【カムイ・クロスレンジ】
現在……
ピーターの突きを避けた直後、カムイは何故かピーターの顔をみた
『!?』
ピーターは渾身の突きを避けられたにもかかわらず、笑顔を絶やさなかったのである。そして、彼は諦めていなかった。
次の瞬間――。
カムイの頭に大きな衝撃が走った
そう、先程避けたはずのピーターの剣がカムイの頭に直撃したのだ。
時間を遡る事、約2秒前のこと――
「まだまだぁ!」
ピーターが剣を強引に振り回して、そのすぐ後に渾身の突きを繰り出したピーターはすぐに、次の一手を考えた。
それは何か――?
なんと、突き出した剣をそのままカムイの頭へ薙ぎ払うといった誰もが考えつきそうな一手であった。
では、なぜピーターより経験の多いカムイはそれに敗れたのか、その原因はカムイがピーターの剣からピーターの顔へよそ見をしたからである。
カムイは、かつて約3500人を相手にした時に自分もしていたピーターの強者の笑みとその力に圧倒され、時間にして約0.7秒間カムイの体は硬直し、カムイの頭にそれが直撃した。
現在……
『 ぐっ……!』
カムイが膝をついた。
幸い、カムイは他の軍兵より遥かに頑丈な鎧を装備していたので、怪我は無かったが頭に大きな衝撃を受けたため、軽度の脳震盪によりバランスを崩した。
よって、カムイの敗北である。
『そこまで!』
いつの間にか教官になっていた【ベル王国】の国兵に止められ決着はついた。
そして、【ベル王国】の国兵もとい、教官からこう告げられる
『明日から戦場へ向かってもらうぞ、ピーター。』