ケータイ小説 野いちご

過去と向き合うという事

同棲

-数ヶ月後。

「友梨(ゆり)さん、痩せました?」

久しぶりに勤務時間が重なった時、将(しょう)が耳打ちした。

「ご飯をあまり食べてないからかな。
きちんと働かなきゃご飯抜きなんだぁ」

将は何かを考える素振りを見せている。

「今日、空いてますか?
仕事が終わったら話があるんです」

将の言葉に、あたしは頷いた。


-仕事が終わり、お店から少し離れたファミリーレストランに行くと、

「友梨さん、こっちこっち」

将が待っていた。

席に座ると、

「友梨さんと付き合った時から、ずっと考えていたんですけど、友梨さんさえ良ければ一緒に住みませんか?」

将は、あたしを真っ直ぐ見ながら、本題に入った。

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