ケータイ小説 野いちご

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僕らと君のトライアングル


***

【蒼音side】


多分、この二人は私のことが好きだ。


それは、恋愛的な意味なのか幼なじみとしての意味なのかは知らないが。


私は、もちろん二人とも好きだ。


大好きだ。


二人はきっと、私に自分の想いを伝えてこない。


今のこの関係を壊したくないから、だと思う。


私も壊したくない。


今の「幼なじみ」が好き。


私には、今好きな人はいないし、これからも出来ないと思う。


なによりも、幼なじみの二人が大切だから。


誰よりも何よりも。


だから、何も言わない二人に私も、何も言わない。


これでいいんだ、これが私達だ。


でも、でもね?これだけは声に出して叫ばせて。


「蒼ー!蒼生ー!好きだー!大好きだー!」


もう1回息を吸って。


「これからもよろしくねーーー!!!」


「僕も蒼音が好きだーー!!これからも、よろしく!!!」


「俺も蒼音が好きだーー!!これからもよろしくなーーー!!!!」


やってみて、なんか恥ずかしくなった。


それでもいいんだ。


今の素直な気持ちが、これだから。


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