「結柚!?」


案の定、麗桜の倉庫に行けば、そこに居合わせた人が全員驚く。


朝7時台だというのに1階には幹部が皆揃っていた。


久しぶりの倉庫。


懐かしいという思いよりも、切ないという思いがよぎった。


「……今さらどういうつもりだよ」


恵輔が低い声で言った。


下っ端は何かを察したのか、サーっと倉庫を出ていった。


晴輝は、恵輔を無視して私を2階へ上がらせる。


そして、晴輝の部屋に通された。


「……話って?」