「おい‼おい‼こんなところで寝てたら風邪ひくぞ‼」






んー?せっかく気持ちよさそうに寝てたのにー。






「ん…んぅん。」






もぅ、誰ー?
目がパチッと開いた。







「起きたか!!!!」






起こしてきたのは────。






ゲェッッ暴走族だ…あぁ。どうしよ。





瑶ちゃんの言う通とおりきけんそう。逃げたほうがいいのかな?






「そんなに怖がらなくていい。」





いゃ。いゃ。怖すぎるよ…






「こんな夜遅くに家出か?」






答えたくないな。捨てられて行き場所がないなんて。






「うーん。まぁそんなところかな。」






「そう…か」




どこか切なそうな瞳。