ケータイ小説 野いちご

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学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます

第5章 勉強会

[side 静音]



「遠足、毎週あったらいいのに〜」


遠足が終わって1週間。


私の隣に座る鈴香ちゃんは、スマホのカメラロールを眺めてはため息交じりでもう何回もそう言っている。


今、鈴香ちゃんは絶賛遠足ロス中。


今まで私のすごく苦手なイベントだったそれを、隣の金髪少女は毎週あってほしいなんて言うからびっくり。


そんなに楽しかったのかな…。


私が同じグループでいいのか、不安だったからそれはちょっと嬉しいかも。


「毎週って…そんな行くとこもないだろ」


鈴香ちゃんの声を聞いた土田くんが、私たちの間に立ってそういう。


「別に毎週自然公園でもいいけど」


「見かけによらずなんだよ。その発言」


土田くんはそう言って、ククッと笑った。




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