ケータイ小説 野いちご

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学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます

第4章 遠足



そしてやってきた遠足当日。



学校指定の紺色のジャージの上からリュックを背負って。


いつもと違う格好と周りの雰囲気には、やっぱり緊張してしまう。


「おはよっ緒方さんっ!」



目的地に向かうバスが来るのをたくさんの生徒に混じって生徒玄関前で待っていると


後ろからポンッと軽く肩を叩かれて名前を呼ばれた。


「うわっ、お、おはよっ!柊くんっ」


朝からさわやかな笑顔を振りまく柊くんは、さっきたくさんの友達に囲まれていたのを私は影から見ていた。


探して…来てくれたのかな…。


なんて、柊くんがあんまり優しいもんだから変な期待をしちゃう。


それにしても…学校指定のジャージでも絵になるくらいかっこいいからすごいと思う。


制服じゃないいつもと違う格好の柊くんの姿は、私の胸をキュンとさせた。



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