と、




黒蝶の下っ端の勇気が、背後からの拳を避けられそうに無い。




勇気「しまっ!」




そこを私が、




パシッ




と、掴んだ。




組長「!?」




勇気「え」




どちらも驚きを隠せないらしい。




奈々「そりゃあ、執事姿の女が出てきたら、誰だって驚くと思うけど」




「あ、確かに」




勇気「その声、その目、その髪、その強さは、総、長」




「ん?」