ケータイ小説 野いちご

花魁通りの姫様は

学校にて


「とうちゃーく」

「もう、千尋のせいで遅刻ギリギリだよ!」

「ごめんね?」

うちが首を傾けながら淳に謝ると淳の顔は赤くなった。

最近みんな顔赤いよ?風邪でも流行ってる?

まあ、いっか。あ、理事長室行かなきゃ。


「うち理事長室行くね?」

淳とわかれて理事長室に向かった。

そこで担任の先生と会って2-Sに向かうことになった。

Sクラスって容姿、学力、財力、運動、族の中でずば抜けてる人だけが入れるクラスらしい

族だったら幹部以上ってとこかな?

うちは多分学力だと思う。
(全部ですよ)

そんなことを考えていると教室についた。

そういえばこの学校すごくおっきいんだよ?

もうお城かな?ってくらい大きくて綺麗で先生達もイケメンとか美女とかが多かった。

「月山。先生が呼んだら入ってきてくれ。」

「はぁい。」

うちの担任になる先生も中々のイケメン。

北条先生っていうんだってさ。

ガラガラ───

「席つけー。今日から転校生来るって言ったろー?」

先生適当じゃない?

「月山、来い。」

「はぁい。」

うちが教室に入ると幹部全員がいた。
そっか、ずば抜けてるもんね。

「月山千尋です。好きな物は甘いもの。嫌いなものはおばけ。よろしくお願いします。」

完璧な自己紹介…!
心の中でガッツポーズを決めてるとクラスのみんながザワザワし始めた。

可愛くね?頭めちゃくちゃいいらしいよ。死華の姫らしいよ。まじかよ!

なんてみんなコソコソ話していた。

「じゃあ席は窓側の一番後ろな。これでHRを終わるぞー。」

あ、鎌の隣だ。やったね。周りも死華のメンバーだらけだし。

ま、とりあえずこれからがんばろーっと。


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