何日かたって廊下にテストの順位が張り出された。


んーとうちはどこかな…

「千尋、1位じゃん!あたしなんて名前すらのってない…」

そっか、順位は50位までしかのらないもんね

苺…どんまい。


てか1位?

やったー!しかもほぼ満点じゃん!
ふふ、咲良に自慢しよ。


「さくらーー!何位だった?」

「あ?2位だよ。」

あれ、咲良すごい。

そっか前まで1位だったみたいだし。
嫌味じゃないよ?!

うちのだってたまたまだし…

「ちひは1位だったよな。よかったな。」

『またお前1位かよ』

『どやぁ』

『すげーな』

ん…

また懐かしいような…

ほんとになんだろ。思い出せないよ…

「千尋?どうかしましたか?」

「…あ、ううん。なんでもない。」

はあ、流石にこんなのが何回もあったらみんな心配するよね…

どうしたらいいんだろう



こんなことを上位の人達がやってる間、バカ3人組は項垂れているものもいれば、放心状態のものもいた。