『・・・・・・!!!!!!!!』

「やぁぁぁぁぁ!!!!」

(ここから人数が多いので「」の前に名前付き)

鎌「おいおい、これそんな怖くないだろ」

咲「ギャハハお前ビビりだったのかよwww」

これが怖くない?!
十分怖いわ!鎌たちの頭がおかしいだけだ!

とりあえず咲良はうざい!

淳「千尋そんなに怖いの嫌いだったの?無理矢理見せちゃってごめん…」

別に淳が悪いわけじゃないけど…
けど!もうちょっと早めに言ってほしかったよ…

『・・・・・・・・・』

「きゃぁぁぁぁ!!!!うしろにいるぅぅぅ!!!!」

有「千尋、そんな叫ばないでください…」

はぁ?!これで叫ぶなっていう方が無理でしょーが!

もうやだぁぁぁぁ

「ヒック、ヒック。ケン~リョウタ〜」

ケンとリョウタに助けを求めた。
すると二人は苦笑いをしながら抱きしめてくれた。

ケン「大丈夫っすか?確かにこれは少し怖いかもしれないっすね」

リョウタ「でも千尋さん怖がりすぎじゃないっすか?俺普通ですよ?」

だめだ。リョウタも裏切り者だ。
これは怖いもん。ケンだけだ、うちの味方は

「リョウタの裏切り者ー!っ、うにゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

また見えちゃった!!!
しかも映画だから長いし!!

隆「にゃぁぁって猫かよw千尋は可愛いなあ…」

だめだ…隆弘は頭がおかしい…

「ケン~…ぎゅってしてて…?」

ケン「ち、千尋さん…幹部のみなさんの顔が…」

知らないもん。みんなして笑いながらホラー見るなんておかしいじゃん!

ケン「あっ…」

なんて考えているとヒョイっと誰かに抱えられテレビの真ん前に移動させられた。
しかも顔をテレビの方に向けて

だからテレビが良く見えてしまった。

『・・・・・・・・・・・・』

「ヒッ!」

誰だ!うちを移動させたのは!

鎌「そんなに怖いなら見てなれなきゃなあ?」

鎌…!お前か…!

慣れるってなに!
慣れたくないから!

「やめて!離して!もうやだ!」

鎌「おい、暴れるな。お前が他のやつにくっついていた罰でもあんだぞ」

はあ?意味わかんないし!
もう、他のみんなも見てないで助けてよ!

そう思いみんなの方に顔を向けるとみんな悪戯をしようとしてる子供みたいな顔をしてこちらを見ていた。

なんでそんなニヤニヤしてんの!
ケンは困った顔してるし…

『・・・・・・・・・・・・』

「きゃぁぁぁぁ!!!!」

もうだめだ…怖すぎる…
ガチ泣きしちゃう

「ヒック、ヒック。もう、やだ…やだぁぁぁ」

全員「?!?!」

流れ出した涙は止まることを知らない

嫌だって言ってるのに誰も止めてくれないし、嫌がらせのごとくテレビの前に座らせるし

「なんか悪いことしたなら謝る、ごめんなさいいいいいい」

悪いことしたからこうしてくるんだよね?
それかうちが嫌いだから?だからこんなことしてくるの?

「うちのこと嫌い?だからこんなこと…」

鎌「それは絶対ない。それだけはないから」

…ほんと?

咲「本当だ。お前を嫌いになるなんて絶対ないから。」

淳「ごめんね?ただ、怖がる千尋が可愛くて…」

「??」

有「まあ、泣かせてしまってすみません。」

有希はそう言いながらテレビを消してくれた

隆「お詫びにお菓子作ってやるから泣きやめよ…」

隆弘は困った顔をしながら言ってきた。

お菓子でつられるわけないじゃん。

隆「お前の好きなトッポも買ってやる」

「許す…」