ケータイ小説 野いちご

花魁通りの姫様は

おかんに怒られました


時間が過ぎて昼休みになった。

ここの高校は購買も食堂もあるみたいだし、これからはそこ使おーっと。

でも今日は大好きなアレ持ってきたからそれ食べよ。

「ちひろー!お昼一緒に食べよ?」

苺が言ってきた。そしたら淳と隆弘もよってきた。

鎌は寝てるし、龍はクラスメイトとおふざけ中。咲良は女の子に呼ばれてた。

「あれ?有希は?」

「ああ、有希はちょっと調べ物」

淳が答えてくれた。

うちはふーんと言いながらアレを食べる準備をした。

食べようと思って鞄から出すと隆弘が

「ちょっと、千尋のお昼トッポだけ?!ダメだよ!それだけじゃ!!」

って怒られた。

でたな、おかん。

倉庫で休んでた時も怒られたんだよね。
別にご飯くらい、なんて言ったら30分もお説教されちゃった。

あの時の隆弘、お母さんみたいな起こり方で怖かった。

「もう!明日から俺が弁当作ってくるからな!」

ごめんなさい…。

しゅん、としてると淳がおにぎりくれた。

でも、トッポも美味しいよ?トッポに罪はないよ?

「トッポ美味しいよね。あたしも好きだよ。」

なんて苺がフォローしてくれた。
優しい。後でトッポあげよ。

隆弘に怒られながら食べてたらもうお昼休み終わっちゃった。

とりあえず思ったことは、
隆弘ってやっぱりおかんだなって



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