「……はぁ、高広先輩に会いたい……」





授業と授業の休み時間

机に頬杖をついてため息をつく私



四ノ宮小春、ただ今先輩不足で死にそうです。





どうして私は先輩と同い年に生まれなかったんだろう?


そうしたら同じクラスになって、キャッキャウフフ出来たのに!!




…なんて、そんなことを考えている私を冷めた目で見ているのは隣の席の睦月だ。





「やぁね、睦月。そんなに私の顔に見惚れちゃった??」


「はぁ?バッカじゃねぇの。」





吐き捨てるように言うけど、ムダだよ、睦月くん?


自分がそこらの男子より可愛い顔してるの自覚してるよね?