気がつくと、当たりは明るくなっていた。目をこすると、天蓋付きのベッド…

あれ、この部屋…最初に来た時の…

「おはよう。って、言っても夜だけどね…」

横には響夜が寝ていた。
私は驚いて反対側に体を動かす。

「そんなに怯えないでよ。俺は花音が大好きなんだからさ。」