anotherside

おい…こんな暗い中で花音を一人にするって…何考えてんだよ。

俺はうずくまった花音を見て絶句した。

花音は昔のトラウマから暗い中が苦手だ。

それなのに…
俺は怒りを抑え、抱きつく花音の背中をさすった。