苦しい…私のお腹には響夜の腕が巻かれていた。

うぅ…離して…

私が彼の腕をどけようとすると何故かもっと強く抱きしめた。

起きてる…?
振り返ると規則正しい寝息が聞こえてくる。
じーっと見ても起きている気配はない。