「ほら、おいで。」

カレの声が部屋に響いた。
私はその声を心地よく思い、ゆっくりと振り返る。
もう、逆らうなんて馬鹿なことはしない。

私は左足についた足枷を引きずりながら彼の元へ寄っていった。