ケータイ小説 野いちご

【完】俺が幸せにしてやるよ

夏休み
沖縄





今日は東京に帰る日。




せっかく美織ちゃんとも仲良くなったのに離れ離れになっちゃう⋯⋯。




でも連絡先交換したし東京来てくれるって言ってたしいいかな!




⋯⋯悠斗くん目当てだと思うけど。




だと思うっていうか絶対だよねもう。




「陽葵。準備できたか」




「あ、悠斗くん終わったよ」




「じゃあ行くぞ」




好きだって自覚したときはどう接したらいいかわからなかったけど今は大丈夫。




この恋は諦めなきゃいけないし。




だって私が捨て子だからって言ったって一応戸籍上兄弟だよ?



難しいよね。というか、ダメなはず。



千春さんとか翔さんとかにばれたら追い出されるかもしれないし。




いや千春さんたちがそんなことするような人だとは思わないよ?



でも怖い。捨てられたり裏切られたりするのはもう嫌なの。




「遅い」



「まだ時間前ですー」




< 153/ 273 >