「せんぱーーーい!!」


先輩は無視してそのまま歩いて行く



「ちょ、先輩待ってくださいよ!!」


「うるさい」




「先輩がしゃ、喋った!!うへへ、嬉しい」



スタスタとまた歩き出した先輩


…先輩、大好きです・・・」


私は、遠ざかる先輩の背中を見送りながら
小さく呟いた

ねぇ、もし神様が居るのなら……。

私、ほんとに先輩が大好きなんです

先輩が私の事どう思っていてもいいから

毎日先輩に声をかけることは許して下さい。