◆◆◆
ニコニコと、私が入れたお茶を飲む蛇。
違和感でしかない、この光景
夢なら覚めないか。と、軽く頬をつねって実感する。…………痛い
「残念ですね、現実ですよ」
「だね。残念過ぎる現実だねぇ」
「ふふ、ドンマイです」
それを、お前が言うのか。
この状況にしたのは……貴方なんですけども(遠目)
思わず、溜め息と共に視線を窓に移す。
まだ外は、しとしとと音を立てて雨が降っている。静かだな、なんて思うのは大音量で音楽を鳴らしながら走るバイクらが、此処を通らないからなのか、
それとも、まだ時間帯が早いからなのかは分からない
ただ、こうも静かだと広い世界に私と蛇が残された様な気がして、
「止みませんね、雨」
「雨が止んだら帰るの?」
「帰ったら寂しいですか?」
「…………答えになってないんですけど」
まぁ、私も答えるつもりはないけど、
‘’寂しいですか?‘’
なんて意地悪な質問すんの、
寂しくない。なんて言ったら嘘になる
此処には……………………何もない、
誰もいない、
温かい……………………誰か、は……居ない
嗚呼、やだな。軽く病んでんのかな
だから嫌なんだよ……………………雨の日は
ニコニコと、私が入れたお茶を飲む蛇。
違和感でしかない、この光景
夢なら覚めないか。と、軽く頬をつねって実感する。…………痛い
「残念ですね、現実ですよ」
「だね。残念過ぎる現実だねぇ」
「ふふ、ドンマイです」
それを、お前が言うのか。
この状況にしたのは……貴方なんですけども(遠目)
思わず、溜め息と共に視線を窓に移す。
まだ外は、しとしとと音を立てて雨が降っている。静かだな、なんて思うのは大音量で音楽を鳴らしながら走るバイクらが、此処を通らないからなのか、
それとも、まだ時間帯が早いからなのかは分からない
ただ、こうも静かだと広い世界に私と蛇が残された様な気がして、
「止みませんね、雨」
「雨が止んだら帰るの?」
「帰ったら寂しいですか?」
「…………答えになってないんですけど」
まぁ、私も答えるつもりはないけど、
‘’寂しいですか?‘’
なんて意地悪な質問すんの、
寂しくない。なんて言ったら嘘になる
此処には……………………何もない、
誰もいない、
温かい……………………誰か、は……居ない
嗚呼、やだな。軽く病んでんのかな
だから嫌なんだよ……………………雨の日は