ケータイ小説 野いちご

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この幼なじみ要注意。

ふたりの王子さま。




突然ですが、いまわたしの目の前には美味しそうな、ブルーベリーのソースがかかったレアチーズケーキがあります。

大好きなミルクティーもセットで。



で、テーブルを挟んで、ブラックコーヒーがひとつ。


そして

目の前にはいつもの爽やかな笑顔でこちらを見ている青井くん。



さて、なぜこんな状況になっているかというと……。



━━━遡ること放課後のこと



いつも通り、帰る準備をしていたときだった。

わたしの席の前に誰かの気配を感じて、てっきりそれが知紘だと思って



「あ、知紘ちょっとまって…」


カバンの中に向けていた視線を、スッと上にあげると。



「僕だよ、美依ちゃん」


「……!?あ、青井くん!」


なんとそこには、知紘ではなく青井くんの姿。

授業終わってわたしのところに来るのは知紘ぐらいしかいないからてっきり知紘だと思って、先走ってしまった。



「小波くんと間違えられたのショックだなー」


「ご、ごめんね!!」


声かけてくれればよかったのに!


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