ケータイ小説 野いちご

天神学園の奇妙な案件

老紳士

数日後。

「兄ちゃん急いで急いで!」

「あー…」

蒲公英の駆け足にも、龍一郎は全く焦る様子もない。

「何で朝からご飯3杯もおかわりするの!遅刻するの分かってたでしょ!馬鹿兄!」

「白いご飯と焼き魚で1杯だろ、納豆ご飯で1杯だろ、味噌汁かけご飯で1杯だろ。完璧な朝飯じゃねぇか」

「いえいえお粗末様でした…ってナンデヤネン!」

蒲公英ノリツッコミ。

「食べるのはいいけど時間考えてって言ってんの!」

「腹が減って授業抜け出してほしいのか、お前は」

「我慢するって選択肢はないのか、馬鹿兄!」


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