悠月「坊ちゃん、朝ですよ。」




煌羽『あぁ。ありがとう。』




制服は…どこだ。




悠月「坊ちゃん、制服ならここに。」




煌羽『あぁ、よく分かったな。』




悠月「何年坊ちゃんのお近くにいるとお思いですか?」



煌羽『ざっと、18年か?』




確か俺が留学した時に向こうでコイツを拾ったから…ん。そのくらいは一緒にいるな。



ついでに俺が悠月に新しい名前をつけてやったしな。生まれ変わった証として。懐かしいな。




悠月「坊ちゃん?どうかしましたか?」




煌羽『いや。お前を拾った時のことを思い出していた。懐かしいなと思って。』




悠月「そうですね。私は坊ちゃんにずっとついて行きます。」




煌羽『ありがとう。お前はあの時大変だったな。治安の悪いとこに捨てられていて、だが私はあの時お前があそこにいてくれてよかったよ。』




悠月「っ、あ、ありがとうございます。」




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