ケータイ小説 野いちご

リョウオモイ

スキ

『つまり、俺の父親と結衣のお母さんが浮気をしていたんだ。俺んちは元々母親が居ないから何も変わらなかったんだけど、結衣には大きな変化とショックだったと思う。』
『そんな簡単に言わないで。お母さんに捨てられたってわかっていたけど、この2年間どこかで期待してたのに…』
『ごめん。でも俺はそんなことがあったことを知っても好きなんだ。結衣のこ…』
『やめて、謝らないで。好きとも言わないで。俊の父親だったなんて、大っ嫌い。』
俊の言葉を遮り叫んだ。
責めても意味がないこと、俊は悪くないこと、わかっていたけど憎しみの感情だけが支配する。

< 35/ 37 >