今日は待ちに待った金曜日。
店舗の方は営業しているけど、事務所はお休み。
この週末はゲーム三昧する予定。
24の女が週末にゲーム三昧なんて大きな声じゃ言えないけど、あっちの世界では誰も自分の年齢なんか知らない。
だから昨日も気楽にスーラさんと楽しくおしゃべり出来たんだよね。
「もーもーかーちゃん。おはよ♪」
「あ、望亜奈さんおはようございます」
望亜奈さんは今日はいつも以上にメイクもバッチリで、なんのお仕事ですかって聞きたくなるぐらい。
「ね、桃ちゃん。今日の夜、空いてるよね♪」
さっきからなんなんでしょう。この望亜奈さんの♪攻撃は。
だいぶ嫌な予感がして、なんて答えようか戸惑っていると
「桃ちゃん、彼欲しいって言ってたよね♪」
いや、確かに彼は欲しいって言ったかもしれないけど、なんかこの流れって……
「今日合コンだからね。勝手に定時で帰んないでね」
「え、や、あの、だって、いきなり言われても……」
「大丈夫。桃ちゃんいつもかわいい服着てるから。それに運命の人に出会えるかもしれないしね♪」
「でも、あの……」
「あーお金だったら大丈夫、今日は全部向こう持ちだから♪」
望亜奈さんにここまで言われて断れたためしがない。
たまに強制連行で合コンに連れて行かれているけど、いまだかつて彼ができていない。
決して理想が高いとかじゃないと思うんだけど、連絡先を教えたことは一度もない。今後にやり取りしたいと思える人に出逢えてないだけ。だと思いたい。
っていうか、今日は夜更かししてゲームする予定だったのに。
ご飯代は浮くからいいけど、あぁ大事なゲームの時間が。
今日の予定を聞かれてまさか家でオンラインゲームするからとは望亜奈さんには言えなかった。
さよなら、私のゲームの時間。
店舗の方は営業しているけど、事務所はお休み。
この週末はゲーム三昧する予定。
24の女が週末にゲーム三昧なんて大きな声じゃ言えないけど、あっちの世界では誰も自分の年齢なんか知らない。
だから昨日も気楽にスーラさんと楽しくおしゃべり出来たんだよね。
「もーもーかーちゃん。おはよ♪」
「あ、望亜奈さんおはようございます」
望亜奈さんは今日はいつも以上にメイクもバッチリで、なんのお仕事ですかって聞きたくなるぐらい。
「ね、桃ちゃん。今日の夜、空いてるよね♪」
さっきからなんなんでしょう。この望亜奈さんの♪攻撃は。
だいぶ嫌な予感がして、なんて答えようか戸惑っていると
「桃ちゃん、彼欲しいって言ってたよね♪」
いや、確かに彼は欲しいって言ったかもしれないけど、なんかこの流れって……
「今日合コンだからね。勝手に定時で帰んないでね」
「え、や、あの、だって、いきなり言われても……」
「大丈夫。桃ちゃんいつもかわいい服着てるから。それに運命の人に出会えるかもしれないしね♪」
「でも、あの……」
「あーお金だったら大丈夫、今日は全部向こう持ちだから♪」
望亜奈さんにここまで言われて断れたためしがない。
たまに強制連行で合コンに連れて行かれているけど、いまだかつて彼ができていない。
決して理想が高いとかじゃないと思うんだけど、連絡先を教えたことは一度もない。今後にやり取りしたいと思える人に出逢えてないだけ。だと思いたい。
っていうか、今日は夜更かししてゲームする予定だったのに。
ご飯代は浮くからいいけど、あぁ大事なゲームの時間が。
今日の予定を聞かれてまさか家でオンラインゲームするからとは望亜奈さんには言えなかった。
さよなら、私のゲームの時間。