達也への不振は益々膨らんでいった…。更に追い討ちを掛けるように、達也が言いだした。実家の方で仕事をしようと思う。先に帰って段取りしておきたい。 ゆかりに取って、生まれてから一度も離れた事はない。まして、姑との同居も避けられない。