龍也:うん、これでいいかな?。


美羽:そうだよ、次は私の番だね。


龍也:うん、トッポはたまに食べるけど、こうして食べるとドキドキするな。


美羽:そうだね、でもこの食べ方はお互いに初めてだから嬉しいよ。私の過去を少し話すから聞いてね。


龍也:わかった、聞いてるよ。


美羽:私が初めて心療内科に行ったのは、13の時でその時は検査しなかったんだ…。可能性のままでないと耐えれそうになくて、学校に行ったけど馴染めなくて教室に居られないから図書室ばかりにいたの。中学卒業してせっかく高校入学したからと今の病院に通い始めて精神障害ある事がわかったから保健室で勉強するようになり、夏休みが過ぎて龍也に出会ったの。私は相手の表情ではわからないから話してる声やトーンで判断していて、龍也だけは少しだけなら表情でも分かるようになったよ(笑顔)。


龍也:そうだったんだな…。学校で寂しい思いをして来てるから相手の気持ちに気づきやすいんだと思う、話してくれてありがとう。俺の体調を気づかってくれたり、歌を作ってくれたお礼で病院帰る前にショッピングモール寄って、一つだけ美羽の欲しい物プレゼントするよ。俺が退院する頃には美羽の誕生日過ぎるから早いけど行こう。