「弘樹の妹って確かまだ幼稚園だぞ」
あたしと弘樹のやりとりを見ていた陸人がそう声をかけて来た。
「わかってるよ。妹さんの物を奪うつもりなんてないし」
そう言い、あたしはそっぽを向いた。
ちゃんと声に出して断れなかっただけだ。
けれど、明日弘樹が持ってきたらちゃんと断る事が出来る。
あたしは再びスマホに視線を落とした。
もう少し安く販売していないだろうか。
ぬいぐるみはサイズも色々あったから、小さいものならそれほど高くないはずだ。
1度欲しいと思ったらどうしてもそれが欲しくなってしまう。
自分の性格を呪いながらも、変わる事ができない。
あたしと弘樹のやりとりを見ていた陸人がそう声をかけて来た。
「わかってるよ。妹さんの物を奪うつもりなんてないし」
そう言い、あたしはそっぽを向いた。
ちゃんと声に出して断れなかっただけだ。
けれど、明日弘樹が持ってきたらちゃんと断る事が出来る。
あたしは再びスマホに視線を落とした。
もう少し安く販売していないだろうか。
ぬいぐるみはサイズも色々あったから、小さいものならそれほど高くないはずだ。
1度欲しいと思ったらどうしてもそれが欲しくなってしまう。
自分の性格を呪いながらも、変わる事ができない。